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2007-07-30

トイレットペーパー

環境王国ドイツのトイレットペーパーは、灰色またはわら半紙のようでな色でちょっとごつごつしている。いかにも「再生紙100%使用」というもので、一応2枚重ねになっている。でもこれは公共施設・学校、お店等で使われているもの。ご家庭用のはちょっとゴージャス。2枚、3枚重ねは当たり前で、4枚、5枚重ねというのもある。うちは4枚重ねまでは使ったことはある。ドイツ版「生活良品」みたいな感じで売られている「Ja」というところの製品。使い心地は、特別やわらかいとか肌触りがいいとかというのは感じなかった。ちょっとパリッとした感じ。ちゃんとした製紙メーカーのものを使っていれば病み付きになるくらい夢中になれたかもしれないけど、別に「病んでいる」わけではないのでそうこだわらない。ということで、うちは3枚重ねを愛用している。3枚重ねでも事足りるし、使っていた4枚重ねはなんとなく「糊がきいている」感じでやけにパリパリしすぎてて好きになれなかった。普通のご家庭ではどうか?私が訪問した家々ではほとんどが3枚重ねを使っていたので、3枚重ねはドイツ一般家庭では標準なのかもしれない。ダンナの両親のところでは一時期、柔らかな4枚重ねを使ってした。冬場によく鼻をかむので、手軽に使えてすぐに流せるトイレットペーパーが便利だからとか。一般的なのはポケットティッシュ。これが食事のナプキンの親戚みたいに厚くて丈夫。4枚重ねがデフォみたい。1回鼻をかんだぐらいで捨てるにはもったいない感じで、たいていは2、3回くらいは使う。なので、年々その強度と肌触りのよさは改良されている。ここ最近はローションティッシュのようなもの、鼻をかんだ後すっきりするようミント系の匂いつきというものが出ている。私としては家で携帯用のポケットティッシュの袋を破って使うのはちょっとためらってしまう。ドイツでも最近ボックスティッシュを見かけるようになったけど、みんな使ってるのかな?この間セールになってたので、ためしに買ってみた。ポケットティッシュをそのまま箱に詰めたもので、一箱に80組(枚)入ってる。


環境問題で「2枚重ねよりも1枚重ねを買いましょう」というのを日本で聞いたのを思い出して2枚重ねにするか3枚重ねにするか考えたことがある。私の場合、切り取り点線がついていたらその通りに使うタイプ。わざわざ中間部分や点線目の前で切ることはない。3枚重ねの場合は4区切りのところで切っている。2枚重ねの場合は5区切りが安心して使える厚さ。1ロールの長さは何枚重なっているかによって違うけど、ロールの大きさ区切りの長さはほぼ同じ。いくつに区切られているかは2枚重ねの場合は今となっては不明だけど、今愛用している3枚重ねは200区切り。2枚重ねの方が長くて長持ちしそうだけど、1回の消費量は多い。結果的には1ロールの消費速度はたして変わんないじゃないかと。どうでもいい考察をしてみました。

2007-07-28

ツール・ド・フランス

といってももうそろそろ終わりそうですが。毎年楽しみにしているわけじゃないんだけど、ダンナが見るのでつられてみてる。知らなかったんだけど、ツール・ド・イタリア、スイス、スペイン、ドイツというのもあるらしい。今年のツール・ド・フランスは、ロンドンを出発してゴールのパリを目指す。最初はフランス国内だけだと思ったけど、実際はその周辺国をちょろっとコースに混ぜたりしてる。フランスの田舎の町並みはドイツのそれとは大して変わらないと思ってたけど、「ドイツはオレンジ色の屋根が多いかな。ドイツで好まれている色だから」とダンナ。ネイティブは見るところが違うんだな、と関心。ヨーロッパでは自転車競技は人気があるのか、普段から競技用の自転車&ウェアーを着て汗を流している人を多く見かける。中継を見ていても、その人気のすごさが分かる。沿道での応援、山の上での応援は凄まじい。場所的には選手がそんなに早く漕げないところ。お気に入りの選手・自国の選手が通ると、駆け足で疲れるまで追いかける。応援してくれるのは嬉しいだろうけど、時々ちょっと邪魔だったりする。いい塩梅のロン毛男が赤いヒモパンで選手をひたすら追いかけていたのが印象的だった。ちょっと間違えたら警察沙汰だろうけど、競技中はOKらしい。山頂から下るところはさすがに応援の人は少ないけど、山頂付近ではかなり賑わう。ここでの応援は割と重要だったりもする。天気が悪い時は、沿道の人が新聞を渡したりする。選手も普通に受け取ってる。なんでだろうと思ったら、「下る時は自転車でもものすごいスピードが出る。新聞紙をウェアーの下に入れて体温の低下を防いでるんだよ。下りきったら捨てればいいしね。普段はそう何枚もウェアーを重ねて着てらんないからね」らしい。いい話だ・・・。


競技は12時ぐらいに始まって、17時ぐらいにゴールするというのが3週間続く。「おなかすいちゃうなぁ」と思ってたら、チームの車が伴走してころあいを見計らって、「おやつ袋」を渡してた。飲み物はもちろんだけど、他は何が入っているのかはよく分からない。去年はバナナを見かけた気がした。応援してる人からも飲み物をもらったりもしている。おやつ袋は用がなくなれば、適当に投げ捨てる。それをファンが拾って持ってかえる。ドイツでも自転車レースがあるらしいけど、こっちの方にも来るのかな?近くに来るようだったら見に行ってみたいな。

2007-07-25

今週から夏休み

ザクセン州では今週から夏休み。その初日からうちの村周辺では8-14時まで停電。このことは1ヶ月前からお知らせがきていた。年に1回長時間の停電はここでは当たり前のことらしい。あと断水もあるんだよね。停電の話をペトラしていた時、
私「そういや、夏休み初日だね」
ペトラ「そうなのよ。家に居てもしょうがないから、子供連れて動物園にでも行こうかと思って」
6時間も停電だもんなぁ・・・・。確かに家に居てもしょうがない。
ペトラ「うちは出かけるの早いわよ。8時のバスで出かけるの。子供たちがマックで朝食を楽しみにしているの」
どこでも子供はマック大好きなんだなぁ。でもこの間の土曜日に「ああ、あそこのマック移転しちゃったよ」と、おじさんとこのバイトの人から聞いて、ペトラはちょっとショックだったみたい。ライプチヒには古い建物が、といっても、旧東ドイツ時代に建てられたアパートやビルなんだけど、これを壊して新しいショッピングモールを作るというのを新聞で見かけたことがある。中央駅の周辺になるんだけど、確かにこのあたりはみすぼらしかったろする。ダンナが言うには、その辺にワーグナーの生家だか住まいがあったらしい。今は汚いビルが建っているけど。


おじさんのところは、ペンションの朝食が問題になる。でもおばさん曰く、「泊り客が遅くおきてきたら、朝食は無しね」と、あっさりしてる。
今週はダンナが遅番なので、私は特別出かけなかった。朝飲むコーヒーと仕事にもってくコーヒーを停電前に作っておかなきゃならない。日曜日にも「あ、そうだ。7時にはコーヒーとお湯を沸かしておかなきゃならないんだ・・・・」ってみんなで話してた。この時間帯は電気使用率が高かったかもしれない。

2007-07-16

久しぶりの30度超え

先週の天気予報で「週末あたりから気温が高くなり、気温も30度超えるでしょう」というようなことを言っていた。「いまいち信用できないよねぇ。今日は20度超えるか超えないぐらいだし」と、ダンナと話していた。土曜日あたりから暑くなって、日曜日はうだるような暑さだった。天気が急激に変わるので嫌になる。


ここ数年、ヨーロッパでも30度を越えるのが当たり前になっているためか、保温加工したバックや保冷材などがスーパーで見かけるようになった。以前は、保冷材はあまり見かけなかったので、里帰りの時に家にあったのをくすねてきてた。冷凍食品のコーナーに店の名前が入っている何度も使えてちょっと丈夫な保冷袋は普通に売っているんだけどね。因みに、普通の買い物袋はたいていレジのところでしか買えない。ドイツでは袋を買い物カゴ代わりにしてる人が多く、レジ前で袋から商品を出してる人をよく見かける。保冷袋の場合も同じ。商品として陳列してある冷凍袋と家からもってきたのとどうやって区別してるんだろうと、思っていたら、この間その謎が解けた。新品の袋にはレジで袋の内側に(レジ担当者の?)名前らしきものをボールペンでいちいち書いていた。ドイツにはお店独自のテープというかシールがない。シールだと何度か使っているうちに取れちゃうし、ボールペンだったら、インクが消える頃には新品には見えなくなっているだろうから、確実かも。あと、保冷材が付いているタッパも発見。中央に保冷材があって、その上下に物を入れられるようになっている。「すばらしいぃ・・・・」と、思わず買ってしまったけど、付属の保冷材がないとふたを閉められない仕組み、保冷材の辺の部分に突起があって、そこに上下の容器をパチンと留めるようになっていて、買ってから気づいた。


私は自転車での買い物が多いので、布製の大き目のバックがあればいいなぁと、思ってたんだけど、見当たらない。保冷加工をしたピクニック用のリュックを見つけたけど、何となく大げさで、周りの人はピクニック用と知っているだろうし、「あの人、間違ってる」と思われるのもちょっと癪だったので、買うのをやめた。結局、500㍉㍑のペットボトルが6本入るという小さめのバック(保冷材つき)で妥協した。色とか気に入らないんだけど。そうしたら、最近になっていろんな種類のを見かけるようになったんだよね。また失敗したよ・・・・。

2007-07-14

梅雨のような天気

今週は、というより、ここ2週間ほど雨が降ったり止んだり、曇ったり、風が強かったり、時々晴れたり。天気の変化がめまぐるしいです。「買い物へは今がチャンス」、と思って出かけると、サーッと途中で雨に降られる。大して濡れはしないけど。こんな天気が続くと、田舎の道ではカタツムリやナメクジがワラワラと出てくる。カタツムリを見ると梅雨を思い浮かべてしまう。ここのはものすごくデカイのでちょっとグロイ。デカイカタツムリはタニシのようにとんがった殻を背負っている。いつもは湿ったところで大人しくしているのに、雨上がりには行動的になって、表に出てくる。なるべく踏まないよう注意しながら自転車をこぐ。行きにものすごく立派なカタツムリに出会うけど、帰りには踏まれちゃっている。幅1㍍ぐらいの道でもかなり時間がかかってしまう。渡りきることはできないんだろうな・・・・、いや、できるんだろうけど、どうやら途中で休んでいるみたい。道の真ん中やあと一歩で草むらに、というところで留まっている。助けてあげたいけど、デカイので手でつかめない。デカイカタツムリの肌は鱗のようなもようがくっきりしていてグロイ。以前、テレビでロシアの小さな村のドキュメンタリーを見た。そこでには電気を使ってなかったのかな?村の女の人はカメラに映るのを怖がっていた。「魂をもっていかれそう」とかいってたかな。その村でのちょっとした食事会のご馳走にと、子供たちが森でカタツムリを捕まえてた。やっぱりデカかった。幸い、ドイツでは食べないようだ。


来週は気温が30度を越え、また夏らしい日が始まるという。今日はやっと20度越えたか超えないかなので、あまり信じられない。そういや、ドイツでは25度とか30度超えたら、学校が休みになるというのがあった。どこかの州の市役所や役所もそういう制度があった。最近は30度近くになるのも普通なのでなくなったのかな?7月23日からザクセン州では夏休みが始まる。夏らしく暑くなればいいんだけど。

2007-07-11

7月7日

「この日は結婚ラッシュだってよ」と、先週ダンナがラジオか何かで聞いたらしい。一瞬「七夕だから?」と思ったけど、ドイツにはそんなのないや。この日は07.07.2007と7が三つ揃うので、みんな結婚式を挙げたがるのだとか。それにちょうど土曜日なので、お式も挙げやすいし。ドイツでの結婚式は市役所のようなところで挙げる届出婚。結婚届を30分くらいかけてするみたいなもので、事務的な手続き。この後、教会でお式を挙げる人もいたり、市役所での手続きで終わりにしたりといろいろ。私の場合は、私がキリスト教徒じゃないので、教会での挙式はしなかった。なんか講習を受ければ挙げることも可能という話しも聞いたけど、教会で挙げたいという願望はなかったし、「何となく教会で挙げたい・・・・」というのはちょっと失礼だろうし。最近は、市役所での届出婚だけで済ませる人が多いとか。ということで、この日の結婚式はだいぶ前から一杯になってしまったという。あまりにも希望者が多いため、手続きの開始時間を朝の7時からにした市役所もあるほど7月7日は大人気。日本では、これに七夕要素が加わるから、さぞかし多かっただろう。来年は8月8日の結婚式が多くなりそう。そしてこれが、2012年まで続くんだろうな

2007-07-05

血液型

欧米の人たちは自分の血液型を知らない人が多いらしい。日本人は90%ぐらいは知ってるよね、多分。でもO型の人はあまり拘らないというか、昔職場で自分の血液型を知らないという人がいて、数日後「O型だって」とどこかで調べてきたらしい。ダンナも自分の血液型を知らない。でも、とりあえずどんな型があるかは知っているらしい。
私「なんで知らないの?どっかで検査とかしないの?」
ダンナ「知る必要なんかないじゃん。検査なんかしたことないね」
私「病院に担ぎ込まれた時知ってれば便利じゃん」
ダンナ「そんなの本人が言っても病院でちゃんと検査するから、知ってたって意味ないじゃん」
ドイツ人らしい答えだ。
私「そういや、バイクで事故って入院したことあるんでしょ?そん時聞かなかったの?」
ダンナ「聞いたかもしれないけど、忘れた。関心ないし」
ダンナの身内で唯一知ってる人がいた。違う村に住んでいるおじさんの奥さん。そのおばさんはAB型のRh-なので、知っておく必要があるらしい。

血液型で人の性格の判断材料にするのは日本ぐらいで、あまり科学的根拠はないとか。でも、ダンナの身内の性格・行動から、血液型を何となく想像してしまう。レストランのおじさんはB型くさい。わりとマイペースで、のめりこむとすごく夢中になるけど、すぐ飽きる。同じにおいがする。みんなが忙しい時に最近読んだらしい本について、甥っ子を捕まえて延々と話したり、「最近オペラを聴くんだよ」と私にいろいろと説明して、片づけをしている時は大音量でオペラの流す。でもそれは2月くらいまで。最近は普通のポップスなのかロックなのか、今時の音楽をながしている。おばさんはA型かな。曲がって置いてあるものはすべて正す。話をしながらでも、あちこち正す。ダンナはO型だと思う。あまり細部に拘らず、その場の雰囲気で物事を決める。数日後、設定がちょろっと変わってる。もうその時の雰囲気じゃないから。義母もあまり細かいことに拘らないかな。義父はA型ぽい。出したものは元通りに片付ける。記念日は忘れない。結婚記念日には義母に毎年花を贈ってるらしんだけど、彼女は「あら、なんで花をくれるのかしら?」と時々いうらしい。こんな風に想像してみても、確かめる術がないんだけどね。

2007-07-04

7月から電気料金値上げ

昨日の夜、ダンナがトイレから出てくるなり、キッチンのテレビの主電源を切る。「今度からここを消すようにしよう。今月から電気料金が値上げだってよ。しかも15-20%だよ」という。トイレで新聞読んで情報を得たらしい。なんでもドイツ全土で電気料金を一斉値上げとのこと。それは知りませんでした・・・・。ダンナの省エネは金銭が絡むか絡まないかが基準みたいだ。うちにはテレビが、居間とキッチンにある。ダンナは音がないとイヤなのか、朝起きるとプチッとテレビをつけ、家に帰ってきてテレビが付いてないとプチッと付ける。しかも、キッチンから居間に移動してもキッチンのテレビはつけたままで、居間のテレビをつけて、PCを見る。そんで、PCを消した後に、ソファーに座って10分くらい見て終わる。そんなのテレビつけてる意味ないじゃん。あと、DVDもつけっ放し。誰も見てないキッチンのテレビを消すと、「お前はPC使ってなくてもつけっ放しで、テレビは消すのな」という。確かに私も変なとこはあるんだけど、テレビをつけっ放しにすることにあまり慣れてない。実家でもあまりテレビ見なかったし、最近新鮮味がない。


「ふーん。じゃぁ、PCやオンラインゲームも控えなくちゃね」といってみると、「それは変えるつもりはないし、我慢はしない。テレビの主電源を切るのはたいした手間じゃない」という。まぁ、確かにね。でも、「15-20%の値上げ」がちょっと衝撃的で、何となく実行したくなったんだろうな。どうせすぐに忘れちゃうよ。

2007-07-03

ペトラの憂鬱

ここ2週間ほど天気が不安定。先々週は朝っぱらから雷と豪雨。1日の始まりからうんざり気味だったんだけど、幸いこの辺は大したことがなかった。午後にはいつものように買い物行けたし。午後のニュースを見るとオーストリア・スイスの国境辺りとドイツ北部で大水の被害が出たとか。先週はずっと風が強くて出かけるのが億劫だった。なんとなく肌寒かったりする。今週一杯いい天気は期待できなさそう・・・・。

最近ペトラは子供の進路で悩んでいる。以前、長女のアレックスが留年しそうだという話を聞いてそれっきりだったんだけど、実は半年留年してたらしい。半年単位で留年できるのは知らなかった・・・・。なんでもクラスの雰囲気が悪いのだという。うちの近所にはGrundschuleといって1-4学年までが通う。ここは何となく「お金持ち組み」と「庶民組み」というのができているらしい。そういえば、うちの村には意外とお金持ちが住んでいたりする。私が住んでいるところは村の入り口に近いのだけど、奥の方へ行けば行くほど「ハイソ」らしい。ここでは、お金持ちは村の外れ外れの方に住む傾向にあるのだ。アレックスは今年で14歳なので本来なら8学年?今度の9月で7学年になるのかしら?ドイツの学校制度は複雑で何度聞いてもよく理解できないんだけど、5、6学年が進路を決める2年間で、この時期、「大学進学」、「職業を学ぶ」、「義務教育をとりあえずこなす」という感じなのかしら?とりあえず、10学年までは義務教育。義務教育の長さも州によって違うという。9年のところがあるんだったかな?ダンナは旧東時代の人なので、「今のは分かんないよ。俺らの時は、全員が10学年まで通って、そこから大学に進学したい人だけが2年間余計に学校に通ったんだもん」という。

ペトラはできれば大学進学を考慮に入れたGymnasiumに通わせたかったらしい。でも、Gymnasiumに通うには成績が悪く、もう1度留年しなければならないとか。アレックスは「ガッコはあと3年で十分」と言い張ってもう行く気がない。彼女の夫のペーターは「本人にやる気がなければしょうがない」と、あまり子供の進路にあまり干渉しないらしい。そんなことをこの間のお誕生パーティの準備の時にお母さんと話していた。時々義母が説明してくれたんだけどね。義母も「しょうがないわねぇ・・・・」というほかないみたいだった。それで今度はマークスの番。この9月で5学年になるんだけど、最初から「僕も10年通えばガッコはもういいや」と言い始めてるらしい。



6年前のマークスとアレックス。アレックスはすっかり今時の女の子に。


前にも書いたことがあるけど、ドイツではGymnasiumに行かせたがる親が増えているという。Gymnasiumから他の学校、Hauptschule、Realschule、Gesamtschuleへの上からの変更は簡単にできるけど、逆は難しい。ペトラもその辺のことを心配しているんだろうな。特にHauptschuleは他の学校と比べてかなりレベルが低くなりつつある。ここには、外国人の子供が多いという。彼らは途中からドイツの学校に通うことになって、難解なドイツ語を学ばなきゃならない上に、他の学科も自国のより進んでいたりで、結局、この学校しか選べないのだという。そんな傾向は田舎にも広がりつつあるんだろうな。