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2007-02-09

バイト

今日からペトラが2週間の休暇に入る。先週のカーニバルのバイトの時に「来週の金曜日来れる?」とおばさんから言われた。「なんだよこんな中途半端な時期に休暇だなんて・・・・」と思ったら、今日あたりからザクセン州は冬休みに入るらしい。そうかそうかと、納得。夏の時は8月の前半あたりに取ってたなぁ・・・・。冬休みはどうしてもカーニバルとぶつかってしまうけど、ペトラなしで厨房をこなすのは大変そうだ、というか、そのための要員として私が入るのか・・・。ちょっとぐったりしそう。

昨日おばさんから、「明日の10時半からね」という電話をもらう。ペトラが午前中やっているペンションの掃除から入るらしい。この仕事は去年のペトラの夏休みの時に振られていたので、ちょっとだけ慣れている。夏場のベットメイキングはかなりつらかった。慣れてなかったせいもあって汗だく。6部屋、そのうちシングルが3部屋、ダブルが3部屋、で4時間近くかかった。早く始まってもいいんだけど、荷物整理している宿泊客と混じって掃除するのはちょっと気が引ける。今はオフシーズンなので、10時くらいから掃除を始めることができる。

おじさんの所には1年以上の長期滞在者がいる。一人はドレスデンに住んでいて、もう一人はオランダ人。いわゆる単身赴任みたいな人たち。ヨーロッパでもそういう働き方をしている人がいることにちょっと驚いた。「アパート借りた方がいいんじゃないの?ちょっと高上がりじゃない?」とペトラに聞くと、「電気代、アパート代、水道代その他もろもろ考えると、ペンションに寝泊りした方が安い」らしい。「長期滞在者には割引もあるしね」とも。長期滞在者は自分たちの荷物、スーツとか洗面道具なんかはそのままここに置いて、週末に家族の元に帰る。シーズンじゃない時は彼らの荷物はそのまま部屋に置いといて、混んでる時は荷物を母屋で預かって、また戻しておく。平日はそういう泊り客の部屋を掃除するぐらいなのでわりと楽チン。週末は寝具を新しくしなくちゃならないのでちょっとめんどう。ペトラが夏休み+宿泊客たくさん+土曜日+昼の予約がたくさん、というパターンはマキータを投入。マキータは「このまま無職でいるなら、もっと安いアパートに引っ越してください。市では面倒見切れません」と言われて渋々就職したおばさんの実姉。彼女の仕事は午後からなので、午前中なら助けてくれる。ホテルで働いていたこともあるので、ベットメイキングをちゃっちゃとこなしてくれる。

ということで今日から2週間ちょっとしたバイト生活。いつもダラダラと家事をして過ごしていたのでちょっとした刺激になって、生活が改善されるかも・・・・。


pension.jpg
おじさんとこのペンション。仕上げに枕にチョップをかまして素敵に見えるようにするんだけど、あまり拘っていると時間があっという間に過ぎてしまう。

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