クリスマスメニューと景気

先月下旬から雪が降り始める＠ライプチヒ周辺。ここ数年来こんなことなかった気がする。この辺はあまり雪が降らないらしく、ダンナの生涯で「大雪で困った」というのは、ほんの数回らしい。今年は寒い冬になるのかな。

この時期になると、ドイツではクリスマスパーティがちょこちょこ開かれる。日本でいう忘年会のような感じなのかな。おじさんのところでも隣町の会社関係やらサークル関係のパーティがよく開かれる。地域のお年寄りたちのためクリスマスパーティがあったりする。カーニバルを主催している団体のちょっとしたショーを見ながら楽しいひと時を過ごす。３時のお茶から始まって、お夕飯も食べる。２月にもお年寄りのカーニバルもあったりする。お年寄りにはやさしい地域だったりするのかな。先週末は警察のクリスマスパーティがあって、景気に左右されない職業もあってか、「飲みっぷりもよかった」（マヌー談）みたいだ。最近景気が悪いからね。

そういうこともあってか、おじさんのところのクリスマスメニューをどうするか、と先月中旬頃からみんなで考えてたようだ。いつもだったら、鹿肉、鴨胸肉、猪肉なんかがメニューに並ぶんだけど、今年は鴨胸肉を「ガチョウの丸焼き1/2」にしようか検討してた。テストということで、お昼の賄は２週続けて鴨胸肉とガチョウの丸焼き1/2出してくれた。お得な昼食だったなぁ。おじさんは「ガチョウはきれいに骨を外すように」と言ってたんだけど、素人じゃ無理らしい。「ガチョウの骨付きもも肉にすれば」という意見もあったけど、価格がまだ高いらしい。ガチョウの丸焼きだと、下準備、骨抜き作業がかなりの手間のような。鴨肉は火を通しすぎると硬くなりすぎて美味しくなくなってしまうとか。下焼きしたものをちょうどいい感じに出すのが難しいかな。季節メニューに骨付きもも肉と鴨胸肉が出てたから、結局はこれで行くのかもしれない。おじさんとこの25、26日のクリスマスランチは、夏ですでに予約が一杯になったらしい。