メーデー、メーデー

５月１日はメーデー。ドイツの大都市ではサヨカーがあちこちでデモをしたりする日でもある。しかし今年は、メーデーとMännertagという男性がビールを飲み歩いてへべれけに酔っ払う日が重なった。「彼らはどっちを選ぶだろうね」とダンナとくだらない話をする。


Männertagの日はChristi Himmelfahrtといって、イエスが復活した40日後、馬に乗って昇天したでもある日。なので、キリスト教系の特有の移動祝日。しかし、Christi Himmelfahrtはいつも木曜日。40日後に一番近い木曜日って設定しなおしたのかな。キリスト教では木曜日は何かしらの意味があるのかしら。Männertagは最近の習慣だけど、木曜日にさんざん飲みまくって、金曜日に働きに出てまた休日、というのは現代の労働システムとはマッチしない。ので、多くの人は金曜日もお休みしてしまったりしなかったりｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ････。なんとなく今週後半はプチ連休ムードです。

今日はものすごく天気がよかったので、Männertagにはもってこい。この辺の村には１，２軒Kneipeが必ずあるので、みんな馴染みの店を自転車で、トラクターに荷台で、または、馬車で各村を廻ったりする。おじさんのところも10時くらいからお客さんがわらわら現れ、１、２杯飲んだら次のKneipeへとはしごする。祝日のラストオーダーは14時くらいなんだけど、この日は16時近くまで。「夕方以降、お店をあけていても、やってくるのは酔っ払いばかりなので、この日は夕方までの営業」。わりと暴れる人がでるらしい。