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2009-10-27

ドイツのパーティーミュージック

今月の頭にダンナのいとこ夫婦、マヌーとウバの銀婚式パーティにお呼ばれしました。大きなパーティーに呼ばれるのは、おじさんとおばさんの結婚報告&おじさんの50歳のパーティー以来です。数少ない「お客様」経験を満喫しました。普段会えないダンナ身内が勢ぞろいしてて、なかなか楽しかったです。


8月に近くの湖のほとりを散歩して、ちょっと転んだ拍子に膝のお皿を割ってしまったおばさんが、もう杖なしで普通に歩いててびっくり。もう70歳だというのに驚異の回復力。ウバの妹の旦那さん、キリヤークはブルガリア人。でもドイツ語も母国語のように話す。彼は、「ちょっと」という副詞じゃ足りないけど、「ものすごく」とというほどでもない、まぁ、太ってる人なんですけど、その彼が、健康的な体型になってた。最後に会ったのは、去年の8月ぐらいだから、1年かけて体重を落としたのかな。彼は変わったフレームのメガネをかけていて、会うたびに違ったメガネをかけている。この日のメガネ、彼の黒い髪の色(ブルガリアの人って割と黒いというか濃い色の髪の人がいるなぁ)、やせた姿で、「誰かに似ている」と思った。しばらく考えていたけど、結局思い出せず、忘れかけていたら、帰り道に、「あ、笑瓶ちゃんに似てるんだ」と突然思い出した。ダンナにこの驚き&すっきり感を言っても理解できないので、心の奥に留めておいた。

ドイツのパーティーには音楽とダンスがつきもの。ほとんどの主催者が、音楽を演奏してくれる人やDJをパーティーで用意する。ウバのお父さんは、趣味でバンドをしているので、パーティーでよく出張演奏してたりする。田舎のレストランでパーティーを開く年齢層は決まっているので、たいてい同じような音楽になる。パーティーのバイトに入いった時に、ウバが、「俺の好みじゃないけど、こんな音楽好き?」と聞かれたことがある。ウバの銀婚式パーティーでもお決まりの音楽が流れてたけど、これはしょうがないらしい。パーティーのお客さんの要望だったりする。どんな音楽が好まれるかというと、Er gehört zu mirとか、Ich war noch niemals in New Yorkとか、Anton Aus Tirolなどなど。それで調子が出たら、ダンスが始まる。ダンスの曲もこんな感じのばかり。飲んだ後にあんなにくるくる回ってよく吐かないなぁ、といつも感心する。

こういう音楽を「Schlager」という。ポップミュージックとか流行歌というらしいけど、ポップかなぁ・・・・。古臭い感じがすすけど、印象深い歌が多いからなのか、古い歌でも今風にリミックスされたりカバーされてるものが多い。特に、Er gehört zu mirは、訳すと「彼は私のもの」というんだけど、そのせいか、Schwulenhymne(同性愛者の賛歌)と言われ(ダンナ談)、大人気です。

最近のモダーンなSchlagerをご紹介・・・・

Michael Wendler



濃いいです。熱狂的な熟女ファン多し。ドイツの植民地化しているスペインのマヨルカ島でよく営業しているそうです。彼のPVを見ていたら、テレ東でやっていた「歌う天気予報」を思い出しました。

Christoff


ソフトなお顔立ちでいい声してます。なんとなく、氷川きよし臭いポップな演歌という感じがします。ベルギーのスーパースター。

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