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2007-06-06

人工の湖


うちから自転車で10分くらいのところに大きな人工の湖がある。この辺は昔石炭が採掘された跡地で、でかい穴ぼこを埋めもどさずに、止めておいた地下水を開放して湖にしたという。ザクセン地方は石炭が豊富にあるらしく、ライプチヒの辺りはまだ埋蔵量が豊富なのだという。どこかの政治家が「街をどこかに移動して、石炭を掘れないものか」と言って大顰蹙を買ったとか。ドイツで2番目に古い大学のある街でワーグナーの生まれた街でバッハやシラー、ゲーテがいた街をそう簡単にはどかせなよ。この湖はかなりでかくて、二つの街と村一つが面している。この写真の反対側に私がいつも買い物に行っている街がある。今の季節になると全裸で日光浴する姿があちこちで見られるので、今の時期は写真を撮るタイミングが難しかったりする。ここからもう少し行ったところに芝生の斜面があって、肌を焼くには恰好の場所になっている。水鳥も豊富に見られて、4月の頃には白鳥が20羽近く羽を休めていた。もう少しすると、ここでスキューバーをしたり、泳ぎを楽しむ人で賑わう。いとこ夫婦は週末は早朝、普段は夜の8時ごろ自転車で一泳ぎに出かける。帰りは、おじさんのところでビールを引っかけたり、軽く食事をしたり。ドイツ各地にはこのような湖がいくつもあって、水の透明度もかなりいい。5月ぐらいに全国チェーンの大きなスーパーで、スキューバーのセットが売り出される。海に面している部分も少ないし、長期休暇はもっと先だしと思っていたけど、割と需要があるのだなと、納得。あと、ここでは軍隊の潜水訓練も行われているとか


遠くに見える建物が軍の施設


こことは別に「穴ぼこ」のままの場所がある。これも将来の人工湖にするという。そこはここから自転車で気軽に行ける場所ではないので、今の状態がどんなのかは分からない。最初見たときは、ここに爆弾でも落とされたんじゃないかとというくらいの荒廃ぶりに驚いた。週末にはここを見物に来る人がわりといたりする。

うちの近所に採掘の影響で陥没してしまった場所がる。草で覆われているため、ちょっと窪んだ原っぱという感じ。この辺は住宅の建設が規制されていて、うちから道路挟んで反対側が家を建てることができる境界らしい。いつも草が多い茂ってい、いまいち探検する気にはなれない・・・・。

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