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2007-06-16

給食の話

ドイツにも給食があるという。前の週にメニューが配られて、自分が食べたい物にだけお金を払う、というか、チケットを買うのだという。食べるところは食堂とか校庭とか自分の好きなとこで適当に食べるらしい。時間も11時過ぎには食べることができたという。ドイツには給食なんてないと思ってたので、話題にしたことがなかった。なんで給食になったかというと、発端は牛乳だった。私は牛乳が嫌いなので飲まない。ダンナは1回に1㍑は余裕で飲む。でもそれは、家のコーラが切れたときの話で、実はコーラが大好き。アメリカにかぶれやがって、と思いつつ、頼まれれば買い置きしておく。ダンナは「牛乳はいいぞ。身体にいいんだぞ」と、ありきたりなことを言いながら、私の前でごくごくと飲む。「小・中学校でなかば強制的に飲まされたので、もう飲む必要はない」と、言うと、「俺らも学校で飲んでたなぁ・・・・。毎日当番が牛乳を教室に運ぶんだよ」と。それから給食の話になった。

ダンナは好き嫌いが激しいので、よく給食なんて耐えられたなと思ったけど、嫌いなメニューの日はお弁当持参か家に帰って(ガッコから2、3分のところにおじさんのKneipeがある)、適当に食べたらしい。
「月曜日は必ずEintopfだから、食わなかったね」
Eintopfというのは「一つの鍋で作る料理」で、シチューとか具沢山のスープみたいなの。得体の知れない、というか、ダンナ自身で確認できない野菜がてんこ盛りに入っているので、ダンナは大嫌い。でも、豆の類は好んで食べる。
「そういや、金曜日は必ずGriessとかMilchreisだったから、外せなかったね」
ドイツで昼食は暖かい食事。このGriessというのは麦なんだろうか、穀物でキビよりも細かくて、これを牛乳と砂糖でぐつぐつ煮る。Milchreisは煮るものがお米になる。冷たいMilchreisは食べられるけど、この温かいのは私はダメ。ダンナは2人前をペロリと食べてしまう。ザクセンではこれを土曜日のお昼に食べるところが多いらしい。インスタントのMilchreisも売っているけど、お米と自分の好みの味付けで作る人もいるけど、米は洗わず牛乳と煮るんだろうなぁ。・・・・と書いておいて気づいたけど、既製品のMilchreisも米を洗ってないんだよね。

この間のパーティで、ダンナがペトラと給食の話をしてて、盛り上がっていた。なんかちょっと羨ましかった・・・・。

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