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2007-06-14

太った

ここ数ヶ月、「週末はおじさんとこのバイト」が普通になっているせいか、太った。いつものジーンズを穿いてもあまりピンとこないのだけど、ナマ腹を見ると確実に弛んできてる。夜バイトに入ると、ペトラがいつの間にか適当なものを見繕って、「まぁ、適当につまんで」と置いてくれる。厨房の火を落とす前の夜10時で、普段イカ料理にありつけない生活の身には魅力的なイカリングだったり、ピリカラのチキンウィングだったり、スパイシーなポテトフライだったり・・・・。手っ取り早い「揚げ物系」が夜食になるのが多い。そのまま食べても美味しいのだけど、ツァツキーというニンニクのきいたサワークリームやらサルサソースをつられて付け食べたり。自分のところでは、揚げ物は部屋が臭くなるのであまりやりたくないし、イカリングはダンナが嫌い(やっぱり「地を這うもの」はイヤなのか?)なので、そんなに買えないし、買ったところで食べきれない(続けて食べるのはイヤ)。極めつけが、「暑いね。飲む?」と、ビールを出してくれる。そして、仕事あがりにも1杯引っかけて、その日のことを話したり、次の日の予定を話したりして、「じゃぁ、またね」と帰るのが習慣になってる。ということで、「一家に一台あったほうがよい」と、いつも行くスーパーで見かけたので、体重計を衝動買いした。この体重計は水分、筋肉、脂肪も一緒に測ってくれるらしい。そういや、ずいぶん前に流行ったよね、こういう体重計。最初の2、3日はいろいろといじくりまわしたり、ダンナと数値の競争して遊んでたけど、今は落ち着いて、3日にいっぺんくらいのって一喜一憂してたりする。

以前はダンナの両親のところにお茶を飲みに行ったついでに体重を計ってた。ダンナは「いつも変わらない」ことを自慢してた。私は1キロぐらいを増減したり。ダンナの母は「痩せた?」と気を遣って聞いてくれてたりする。両親のところの体重計が壊れてしまったので、半年くらい体重を計ることがなくなったんだけど、その頃と比べて3キロぐらい太った。3キロ・・・・簡単に落とせそうで落とせない微妙な数値。

ダンナの母とペトラは昔はかなりスマートだったらしい。2人とも子供の頃は体が弱かったのだという。「ペトラが生まれた時は大変だったのよ」と義母。なんでも義母と義父の血液なのか遺伝子レベルでの相性が悪かったのか、生まれてすぐ輸血が必要だったという。1ヶ月ぐらいペトラはそのまま入院して、義母はものすごくつらい思いをしたという。「でもね、この間お昼にアイスバインをかぶりついている彼女の姿を見て、弱かったのが嘘のよう」と、感慨深げに話してくれた。義母は「産後の肥立ち」が良かったのと家業を手伝ってから、ペトラもおじさんところで働くようになってから、「かなりふくよかになった」という。義母は長いこと医者の指導でダイエットをしている。ペトラはあまり気にしていないよう。「あー食べ過ぎた」と、いってはハーブ酒を流し込む。私もこの道を辿ってしまうのだろうか・・・・・。

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