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2008-07-11

新しいコックさん

先月から、おじさんところに新しいコックさんが入るようになった。彼が入るときは、大きなパーティでのオードブルを作るとき。以前は義母がメインで作ってたんだけど、体力的にきつくなってしまったので、彼女が入るのは10人くらいの小さなオードブルを作るときぐらいになってしまった。だんだん身内が少なくなってきている今日この頃。


以前入っていたコックさんはウバの同僚。数年前まではレストランで働いていたという。どういう経緯で転職したかは不明。今度のコックさんは、何をしているのかはまだ分からないけど、おじさんとこの厨房に「My包丁」を置いてってるということは、普段はコックとしては働いていないのかもしれない。あ、でもコックさんだったら、いくつか揃えてあるか。これからもちょくちょくおじさんとこで働く気がありますよ、という意思表示なのかもしれない。自転車に乗って来ているようなので、近いとこに住んでるのかも。

ドイツの、特にザクセン州のコックは、よくオーストリアに流れてくるという。同じドイツ語だし働きやすいのもあるんだろうけど、ドイツから来た観光客からは、「オーストリアに来てまでザクセン方言を聞くとは・・・」とちょっと食傷気味。ドイツのレストランではコックは、飽和状態なんだろうか。普段は別の仕事に就いて、週末は自分の資格を活かしてのアルバイト。おじさんとこに来ているホールのアルバイトは、普段もホテルやレストランでも働いていたりする。やる気のある人は、予約帖を覗いて、自分が入れる日を予め言っていく人もいる。働き者だなぁ。

ドイツでは職業を学ぶシステムがある。たしか、義務教育が終わったらその道に進めるんだと思う。学校では理論を学んで、実践を職場で学ぶ。その間は、少ないながらも給料が出るし、勤続年数にも数えられる。例えば、銀行に勤めているマヌーは、来年で勤続年数が30年になるとか。職業を学んだということで、給料もちょっと高くなる。もちろん、調理を学んだ人で事務系の仕事に就いても、資格があるということで認められる。大卒は「専門を学んだ」ということになるので同じ。更なる給料Up&昇進を望むなら、その道の資格を取らなきゃならないけどね。

最近おじさんとこは、新しいバイトの人が入るようになった。どこからスカウトしてくるんだろうか・・・・?

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