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2008-02-29

昨日は毛刈り

数年前から、ダンナの髪は私がバリカンで刈っている。いつも「羊の毛刈りはこんな感じなのかなぁ」と思いつつ、ダンナの頭を刈っている。ダンナはもう20年以上、旧東時代から同じ床屋に通っていた。隣の州の床屋さんで、いつも土曜日に出掛けていた。土曜日は午前中しか開いていないので、朝6時半には起きて身支度を整えて出掛けてた。


そこの床屋さんは、全工程をバリカンを使わずハサミ・カミソリでやってくれるという。ダンナはいつも気持ちよくチップを払っていたらしい。理容・美容室はドイツで一番賃金が低いという。トイレおばさんにはチップを払おうとしないダンナでも、床屋さんにはチップを払う。それほどまでに劣悪な賃金なのかもしれない。ちなみにドイツでは、理容・美容室関係は女性の職業。男性もいるにはいるけど、実際はどうか知らないけど、「Er ist vom anderen Ufer」とダンナは言い切る。モーホというイメージがあるらしい。

その床屋がある日突然移転してしまって、いつも髪を切ってくれた人は引退してしまったのか、別の人があたったという。その人は始終バリカンを使っていたという。「あんなのシロートでもできるよ。もうあそこに行かない」と帰ってくるなり言い出す。新たに別の床屋を開拓するのが面倒なのか、古典的な「床屋」がレアなのか、「バリカンで俺の頭刈ってよ。メモリ合わせてやればいいんだから」と。今は大分慣れたけど、最初の頃はつむじ付近に刈り残しがあったり、熟れた頃に、「ちょっと工夫してみよう」と襟足をいじったら、収拾つかなくなってしまったりと、いやいや・・・結構技術がいるもんなんだよ。以前はわりと頻繁に床屋に行ってたみたいだけど、襟足の辺りや耳付近の髪が「クルッ」としてきたら、「今度の休みにバリカンで髪刈って」という感じ。だいたい3ヶ月に1度くらい。

ダンナの髪はヘタッと寝た感じのユルイ天パ。ダンナの家系は、父方が若ハゲで母方が若白髪。ダンナの年齢で義父はかなり後退していたという。義母の弟は50代半ばだというのに7割方白髪。ダンナは、(幸い)母方を受け継いだよう。「この年でハゲてなきゃハゲの線はないね。白髪の方がハゲよりはマシ」と言っている。髪が伸びてると、白髪部分が目立つかな。ちょっと損してるかもしれない。こまめに切ったら若く見えるようになるかな。

3 comments:

  1. はじめまして!
    ずーっと以前から読ませていただいてたんですが、コメントできずにいました(*_*;
    バリカンて触ったことないんですけど、素人でも慣れれば使えちゃうものですか?
    だんなさまはどのくらいの長さにしてるんでしょう!?
    よかったら教えてください~(-人-)

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  2. hatokoが身支度したの?

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  3. なるほど…
    7mmですか、そんなに短くなっちゃうんですねぇ。。
    彼にはちょっと短すぎるから無理かなぁ((+_+))
    いつか子供が生まれたらやってみようかな♪
    どうもありがとうございました!いつも更新を楽しみにしてます!

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